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富士山は、東京の南西約100kmに位置する標高3776m成層火山。 その威厳のある山容と断続的な噴火は宗教的な霊感を人々に抱かせ、古くから死と蘇りを象徴する登拝が行われてきた。山頂には浅間大神がすむと信じられ、山裾に浅間神社や御師の家が形成されてきた。また、富士山の美しい姿は14世紀以降、さまざまな形で表現されてきた。とりわけ、19世紀前半の葛飾北斎の『冨嶽三十六景』は、富士山を世界に知らしめるとともに、西洋絵画の発展に大きな影響を与えた。
※ 公益社団法人日本ユネスコ協会連盟のサイトより引用



 基本情報

所在地
山梨県、静岡県
分類
文化遺産
登録年
2013年
遺産名
Fujisan, sacred place and source of artistic inspiration
具体的な物件
  • 富士山域
    1.山頂の信仰遺跡群(さんちょうのしんこういせきぐん)
    2.大宮・村山口登山道(現富士宮口登山道)
    3.須山口登山道(現御殿場口登山道)
    4.須走口登山道
    5.吉田口登山道
    6.北口本宮冨士浅間神社
    7.西湖
    8.精進湖
    9.本栖湖
  • 富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)
  • 山宮浅間神社(やまみやせんげんじんじゃ)
  • 村山浅間神社(むらやませんげんじんじゃ)
  • 須山浅間神社 (すやませんげんじんじゃ)
  • 冨士浅間神社(須走浅間神社)
  • 河口浅間神社
  • 冨士御室浅間神社
  • 御師住宅(旧外川家住宅)
  • 御師住宅(小佐野家住宅)
  • 山中湖
  • 河口湖
  • 忍野八海(出口池)
  • 忍野八海(お釜池)
  • 忍野八海(底抜池)
  • 忍野八海(銚子池)
  • 忍野八海(湧池)
  • 忍野八海(濁池)
  • 忍野八海(鏡池)
  • 忍野八海(菖蒲池)
  • 船津胎内樹型
  • 吉田胎内樹型
  • 人穴富士講遺跡
  • 白糸ノ滝
  • 三保松原
世界遺産の登録基準(当サイト略称。正式な登録基準はこちら
  • B)文化的伝統等
  • E)価値ある出来事等
※ 世界遺産リストに登録されるためには、「世界遺産条約履行のための作業指針」で示されている登録基準のいずれか1つ以上に合致する必要があります。
※ 公益社団法人日本ユネスコ協会連盟のサイトより引用
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 スポットのプチ情報と写真集

富士山域(山域とそれと一体化した範囲)

山頂の信仰遺跡群 大宮・村山口登山道
須山口登山道 須走口登山道
吉田口登山道 北口本宮冨士浅間神社
西湖 精進湖 本栖湖

その他の構成資産(周辺神社、巡礼地など)

山宮浅間神社 村山浅間神社 須山浅間神社
冨士浅間神社 河口浅間神社
冨士御室浅間神社 御師住宅(旧外川家住宅)
御師住宅(小佐野家住宅) 山中湖 河口湖
忍野八海(出口池) 忍野八海(お釜池)
忍野八海(底抜池) 忍野八海(銚子池)
忍野八海(湧池) 忍野八海(濁池)
忍野八海(鏡池) 忍野八海(菖蒲池)
船津胎内樹型 吉田胎内樹型
人穴富士講遺跡 白糸ノ滝 三保松原

山頂の信仰遺跡群

山頂にある火口壁に沿って分布する神社等の宗教関連施設です。

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大宮・村山口登山道(現富士宮口登山道)

富士山本宮浅間大社を起点とし、村山浅間神社を経て山頂南側に至る登山道です。世界遺産の構成資産の範囲は、富士宮口登山道六合目異常です。

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須山口登山道(現御殿場口登山道)

須山浅間神社を起点とし、山頂南東部に至る登山道です。世界遺産の構成資産の範囲は、現在の御殿場口登山道の標高2050m以上と須山御胎内周辺(標高1435mから1690m)です。

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須走口登山道

冨士浅間神社を起点とし、八合目で吉田口と合流する登山道です。

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吉田口登山道

北口本宮冨士浅間神社を起点とし、山頂を目指す登山道です。18世紀後半以降は、最も多くの人が利用する登山道となっています。

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北口本宮冨士浅間神社

浅間大神を祀る歴史のある神社です。吉田口登山道の起点でもあります。

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西湖

富士五湖の1つで、4番目の大きさの西湖。富士山の火山活動によって生じた堰止湖です。
富士五湖は、湖面に映る逆さ富士が芸術に影響を与えたほか、富士五湖を含めた富士山周辺の八つの湖沼を巡る修行が行われました。

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精進湖

富士五湖で一番小さい湖です。
富士五湖は、湖面に映る逆さ富士が芸術に影響を与えたほか、富士五湖を含めた富士山周辺の八つの湖沼を巡る修行が行われました。

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本栖湖

富士五湖の1つ、本栖湖。富士五湖は、湖面に映る逆さ富士が有名ですが、その中でも本栖湖の逆さ富士は見事で、五千円紙幣にも採用されています。
富士五湖は、湖面に映る逆さ富士が芸術に影響を与えたほか、富士五湖を含めた富士山周辺の八つの湖沼を巡る修行が行われました。

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富士山本宮浅間大社

浅間神社の総本宮が富士山本宮浅間大社です。境内にある湧玉池は、国の特別天然記念物や平成の名水百選に選ばれています。

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山宮浅間神社

富士山本宮浅間大社の前身となった場所です。現在は、本殿に当たる場所に建物はなく、遙拝所があるのみとなっています。

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村山浅間神社

富士山における修験道(山に籠って厳しい修行を行うことにより悟りを得ることを目的とする日本独特の宗教)の中心地であった場所です。

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須山浅間神社

富士山の南東麓に位置する須山口登山道の起点となる場所です。

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冨士浅間神社(須走浅間神社)

富士山の東側に位置する須走口登山道の起点となる場所です。

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河口浅間神社

北麓側に初めて建立された浅間神社と伝わる神社です。境内には樹齢1200年以上の七本杉があり、そのうち並んだ2本の杉は、「縁結びの杉」と言われています。

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冨士御室浅間神社

富士山中で最古と言われる神社です。

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御師住宅(旧外川家住宅)

富士講信者が登拝を行うのに当たり、宿や食事を提供するなど一切の世話をするとともに、日常は富士山信仰の布教活動と祈祷を行うことを業としていた御師の家の中でも最も古い屋敷が旧外川家住宅になります。

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御師住宅(小佐野家住宅)

富士講信者が登拝を行うのに当たり、宿や食事を提供するなど一切の世話をするとともに、日常は富士山信仰の布教活動と祈祷を行うことを業としていた御師の家の中でも富士講最盛期における平面構成を伝える建物ですが、(2019年時点では)非公開となっています。

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山中湖

富士五湖最大の湖が山中湖です。
富士五湖は、湖面に映る逆さ富士が芸術に影響を与えたほか、富士五湖を含めた富士山周辺の八つの湖沼を巡る修行が行われました。

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河口湖

富士五湖のほぼ中央に位置するのが河口湖です。富士山をきれいにみられる場所が多いです。
富士五湖は、湖面に映る逆さ富士が芸術に影響を与えたほか、富士五湖を含めた富士山周辺の八つの湖沼を巡る修行が行われました。

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忍野八海(出口池)

富士登拝を行う道者たちが穢れを祓ったと言われる忍野八海の1つで、清浄な霊水と言われたとされる出口池。忍野八海の1つですが、他の7つとは少し離れた場所にあります。

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忍野八海(お釜池)

富士登拝を行う道者たちが穢れを祓ったと言われる忍野八海の1つで、忍野八海で最も小さい池です。ガマガエルが娘を引きずり込んだという伝説から大蟇池とも言います。

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忍野八海(底抜池)

富士登拝を行う道者たちが穢れを祓ったと言われる忍野八海の1つで、この池で物を落としたところと底を抜けてお釜池で浮上したことから底抜池になったと言われています。

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忍野八海(銚子池)

富士登拝を行う道者たちが穢れを祓ったと言われる忍野八海の1つで、若い花嫁が身を投げたという悲しい伝説が残る池です。

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忍野八海(湧池)

富士登拝を行う道者たちが穢れを祓ったと言われる忍野八海の1つで、水深の深さや湧き水の量など、忍野八海を代表する池です。もっとも人が集まる中池(構成資産ではない)のすぐそばにあります。

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忍野八海(濁池)

富士登拝を行う道者たちが穢れを祓ったと言われる忍野八海の1つで、その昔、行者が一杯の水を求めたのを断った途端に池が濁ったことからこの名前になったと言われていますが、実際は濁っていません。

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忍野八海(鏡池)

富士登拝を行う道者たちが穢れを祓ったと言われる忍野八海の1つで、その昔、部落内でもめごとが起きると問題の双方が水を浴びて身を清めたと言われる池です。

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忍野八海(菖蒲池)

富士登拝を行う道者たちが穢れを祓ったと言われる忍野八海の1つで、大きな菖蒲が自生する池です。この菖蒲を身体に巻くと病気が治ると言われているようです。

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船津胎内樹型

船津という場所にある構成資産。
富士山の噴火により流れた溶岩が、樹木を丸ごと取り込んで固化した際に、樹幹の燃え尽きによる洞穴(溶岩樹型)をつくり、この空洞の形が人間の内臓をくりぬいたように見えることから「御胎内」と呼ばれました。船津胎内樹型は17世紀初頭に発見され、その内部に浅間大神が祀られたと言われています。

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吉田胎内樹型

いくつもの樹木が重なり複雑な樹型をつくりましたが、その形から女性の胎内に例えられたのが吉田胎内樹型で、富士山を訪れた修行者の祈りの対象となりました。国の天然記念物にも指定されています。

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人穴富士講遺跡

人穴浅間神社の境内にある遺跡で、富士講の開祖とされる長谷川角行が16〜17世紀に修行し、入定したと伝えられる聖地です。

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白糸ノ滝

富士山の湧水が約200mにわたって噴出している様子が百条の白糸が垂れ下がっているように見える滝です。日本の滝百選にも選ばれています。富士講の開祖とされる長谷川角行が水行を行った地といわれています。

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三保松原

天女と漁師の交流を描いた羽衣伝説で有名な場所で、この伝説と関係する羽衣の松付近から松原越しに見る富士山は絶景です。日本三大松原の1つでもあります。他の構成資産からは少し距離のある場所にあります。

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